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「AIKA ONLINE」協力コンテンツ、新装備に注目！

日付：2011/03/10 　　アクセス回数：2026

　gparaによりますと、

　2011年3月4日（金）、東京・代々木にあるネットカフェ「ワイプ代々木北口駅前店」を会場に、ハンビットユビキタスエンターテインメントのMMORPG『AIKA ONLINE EXODUS（エイカオンラインエクソダス）』に関する、メディア向け説明会・体験会が開催された。

　『AIKA ONLINE EXODUS』は、韓国のJOYIMPACTが開発を手がける作品。プレイヤーは6種類の職業からなるキャラクタ「エルタ」を選択し、「PRAN（プラン）」と呼ばれる少女を育成しながら冒険を進めていく。

　今回開催されたのは、3月15日（火）に実装予定の次期大型アップデート「FIERCE BATTLE ISLAND（激戦の島カレナ）」に関する説明会・体験会。同アップデートに用意されている数々の新規コンテンツの内容について、会場での発表内容を元に詳しくお伝えしていこう。

▲今回の説明会には、本作のディレクター“ジャスティン”氏こと上原弘靖氏が登壇。ちなみに上原氏は「顔出しNG」らしい

■■“獲得経験値8倍”イベントの実施理由は？次は“16倍”も!?

　まず会場では、3月1日（火）から開催されている「レベルアップサポートイベント」に関する説明が行われた。同イベントは、開催期間中にレベル70以下のプレイヤーに関しては、モンスターからの獲得経験値がなんと“8倍”になるというものだ。

　こちらの導入理由については、本作のメインコンテンツ「大規模戦争」について、多くのプレイヤーたちが前線で活躍できるようになるため、とのこと。通常レベルが70に至るまでは半年も掛ってしまうので、「大規模戦争」に至るまでの段階をできるだけ省略する目的で、「ゲーム開始から2週間でレベル70になれる」ように実施されたという。

▲“2週間でレベル70になる”を目標に、獲得経験値8倍という非常に珍しいイベントが行われているとのこと

　さらに、「レベル70に至るまでお金が足りず、装備品が入手しにくい」というプレイヤーの声を受け、レベル70までは一定レベルに到達するごとに武器や防具を進呈する、という施策も開始されている。
　レベル70以降のプレイヤーについては、毎日「大規模戦争」が開催されており、やり込み要素は豊富に用意されている。レベル70以降のキャラクタ育成が楽になる日本オリジナルクエストも実装済みだ。

　そして3月15日（火）には、さらに獲得経験値を引き上げる課金アイテムを実装予定。この課金アイテムと「レベルアップサポートイベント」を併用することで、なんと獲得経験値が16倍にまで跳ね上がり、一気にレベル上昇を狙えるという。

▲すでにレベル70以上のユーザーにも考慮した施策を実装。獲得経験値が16倍にもなる方法も用意されることに…

■■「プランエンチャント」第2弾や、2011年度のスケジュールも明らかに

　大型アップデート「FIERCE BATTLE ISLAND」の概要が説明される前に、2010年11月から2011年3月に至るまでのアップデート、および2011年の上半期、下半期に予定されているスケジュールについて説明が行われた。

　2010年11月には大型アップデート「Uncharted sky island（アンチャーテッドスカイアイランド）」が実施され、新地域「レオポルド」などが追加。
　12月にはプラン関連の新要素として、「プランエンチャント」と「タッチプラン」が登場している。

▲2010年11月から2011年3月までのアップデート一覧

　ディレクターの上原氏によると、将来的には「プランエンチャント」の第2弾として、プレイヤーが自由に付与できる「追加オプション」が登場する予定だとか。
　「タッチプラン」についての新要素は今のところ考えられていないそうだが、「ユーザーさんの評判が高いので、今後は検討していきたいと思います」と話している。

　なお、「日本における独自の要素が韓国側でも採用された、という例がいくつか出てきています」と、上原氏は説明。その一例として、“レオポルド地域における港ではPvPが行えない”、という仕様が実装されているという。

▲2011年度におけるスケジュール

　「FIERCE BATTLE ISLAND」が3月15日（火）に実装された後は、2011年上半期に「デビル」の強化、「FIERCE BATTLE ISLAND」における2次アップデートが予定されているという。

　「デビル」が強化されることで、これまでのように“1人のプレイヤーが聖物を奪える”という状況が改善され、「大規模戦争」でより面白い駆け引きを楽しめるようになるとのこと。また、「FIERCE BATTLE ISLAND」の2次アップデートに関しては、新規インスタンスダンジョンの追加などがメインとなる。

　下半期に予定されている、「戦争コンテンツのリニューアル」については、現在マンネリ化している戦争コンテンツをより活発化させるための、ある施策が予定されているとのことだ。

■■新地域「カレナ」実装！協力コンテンツ「アンタルヤ強襲戦」に挑め

　ここからは、会場で発表された「FIERCE BATTLE ISLAND」における新要素について、その詳細を一挙に公開していく。まずは今回のアップデートに関したストーリーからお届けしよう。

【「FIERCE BATTLE ISLAND」ストーリー】
　カレナ島は、エルディン族リリトゥの土地で、長い年月をかけてカレナに進出したラキア人達と、開放的な性格を持ったエルディン族リリトゥ達の努力により二つの種族は平和に発展を重ねていた。
　平和を愛するエルディン族リリトゥは、空中村「アリエラ」で暮らしており、ラキア人はカレナ島を保護すべく防衛拠点「ベルス城」を築き、クリューエルエンジェルとモンスターの手からカレナ島を守っていた。

　しかし、ラキアで起こったファレルとの大規模な戦闘と、移住計画「エクソダス作戦」がここカレナ島の状況を一変させた。カレナ島の東北側にある小さな天空島「キタイ島」がファシオンの枯渇の影響により、天空島の中で最も早い速度で落下、キタイ島の原主民「アウラン族」は同じ原住民族である「サミ族」と手を組み、カレナ島への移住と侵略が始まったのだ。
　アウラン族は、エクソダス作戦によりレオポルドへ戦力割いていたラキア軍を強襲。カレナを占領したアウラン族の族長「ビヨルン」は、陥落させたベルス城の防御を強化し、ファレルに共闘を要請し、クリューエルエンジェルの援護を受けてさらなる力を手にいれていた。人間の滅亡を望むファレルはビヨルンを援護し、モンスターの軍勢をカレナに送り込んだのである。

　レオポルドでクリューエルエンジェルとの激しい戦いをしていたラキア議会軍は、ベルス城が占領されたとの報を受けて、マーシャルよりカレナ島の奪還作戦の指示が下され、議会軍はカレナに到着早々に奇襲に成功。過去ベルス城を攻撃する為の前哨基地としてアウラン族が作った村「アンタルヤ村」の占領の戦果をあげたのだった。
　そして…カレナを舞台にしたラキア議会軍とクリューエルエンジェルとの激しい戦いの幕があがった…

●新たなる天空島「激戦の島カレナ」が登場！
　今回新たに追加される地域は「激戦の島カレナ」。2010年11月に実装された「レオポルド」は氷に閉ざされた極寒の大地だったが、今回は一転して、美しい緑があふれる広大な草原が特徴的な大地となっている。また、レオポルドはPvP（対人戦）エリアとなっていたが、カレナではPvPを行うことができない。

　レオポルドの「聖所：レナペ」にある「カレナ転送装置」というオブジェクトを利用することで、カレナにある「レオポルド転送装置」まで瞬間移動することが可能。「カレナ島移動スクロール」というアイテムを使用すれば、ラキアから直接移動する事も可能だ。
　なおカレナにはレベル51から入場可能となるが、モンスターなどの強さから考えて、レベル70以上で入場するのがオススメだという。

▲「激戦の島カレナ」へと転送することができる、「カレナ転送装置」


カレナで死亡した場合は、島にある雄一の村「アンタルヤ村」へと帰還することに。アンタルヤ村は“周期的にモンスターからの激しい侵略を受けている”という設定があり、この設定は後ほど紹介する新コンテンツにも関わってくる。

▲「アンタルヤ村」

　なお島内には、「エルディン遺跡」「メルケ」「ベルス城」といった様々な施設が存在する。これらの施設に関するコンテンツやストーリーなどについては、上半期に予定されている「第2次アップデート」で実装予定とのことだ。

＜エルディン遺跡＞
　リリトゥの先祖達が暮らした地域で遺跡から生成される神秘的な採集物はメルケ聖地をクリューエルエンジェルから取り戻せる重要な要素となる。

＜メルケ＞
　リリトゥの神エズキエルを覚醒させる為にクリューエルエンジェルが占領している地域。ここを奪還する為に、議会軍との戦争状態が続いている。

＜ベルス城＞
　アウラン族連合軍とサミ族により占領された地域。強固な要塞城で、この地にはファレルの存在も噂されています。特定のイベントを通して「エルタvsモンスター軍団」の激しい攻城戦が進行することに…。


▲エルディンの森		▲エルディン遺跡


▲メルケ		▲ベルス城


▲風の丘		▲風の平野		▲サミ族の部落


カレナには、「アウラン族」「ギバグ」「ガル」「シラカン」といった新モンスターが登場。ほかの地域にも存在している「リリトゥ」に関しては、これまでのものと容姿や能力が異なっている個体が登場することになる。


▲アウラン族		▲ギバグ


▲ガル		▲シラカン		▲リリトゥ

●他国家のプレイヤー達と共闘！新コンテンツ「アンタルヤ強襲戦」

　カレナに用意されている新規コンテンツが、「アンタルヤ強襲戦」と呼ばれるもの。これは、「アンタルヤ村」の中心に存在している「ファシオン光子砲」を破壊しようと襲いかかって来るモンスターを撃退して、「ファシオン光子砲」を守るというもの。他のプレイヤーと、所属国家に関係なくパーティーを組んで挑むことができる。

▲地図の青い部分に「ファシオン光子砲」が設置されている。赤い矢印はモンスターの進入ルートであり、どこから出現するかはランダムだ

　「アンタルヤ強襲戦」は、カレナに入場すると画面下中央に表示されることになる「強襲ポイント」がフルになればスタート。強襲ポイントは10分ごとに一定数値が増加し、約6時間でフルになる。島内のモンスターを倒すとポイントが溜まっていくので、戦闘を多数こなせば、「アンタルヤ強襲戦」開始までの時間を短くできるぞ。

　プレイヤー達は「ファシオン光子砲」が破壊されないよう、押し寄せるモンスターの大群に力をあわせて立ち向かっていく。約20分間におよぶ攻防の末に「ファシオン光子砲」を守りきれば、残りの耐久度によって島内で適用されるバフを一定時間得られる。「ファシオン光子砲」を守れなかったり、大きな損害があった場合は、一定時間デバフに耐えなければならない。

【バフとデバフの詳細】
・バフ「アンタルヤの守護者」
　一定時間、経験値とアイテム獲得確率が増加。
・デバフ「敗れし者たち」
　一定時間、経験値とアイテム獲得確率が減少。

【「アンタルヤ強襲戦」に関するストーリー】
　カレナの要塞「ベルス城」をアウラン族が占領後、城の周辺に強力な魔気を放つ「魔の障壁」が出現し、ベルス城への接近を阻むのだった…。
　議会軍とM.I.Gは最高の科学者と魔術師を動員し、「魔の障壁」を破壊する攻城兵器「ファシオン光子砲」をアンタルヤ村で製作し、
ベルス城の攻略を計画する。
　攻城武器の存在に気付いたアウラン族は、議会軍の攻城作戦を阻止する為に、強襲兵をアンタルヤ村に派遣。クリューエルエンジェルの軍勢と共にアンタルヤへ侵攻を画策した。

●強化すれば「ユニーク装備」並みに強い！「インセプション装備」

　今回のアップデートにより、「インセプション装備」と呼ばれる新たなカテゴリの装備アイテムが実装されることになる。これは、特定の「メインクエスト」と「1日クエスト」をクリアするだけで入手できるという、ライトユーザー向け装備だ。

　基本能力値は同級のユニーク装備より低いのだが、強化すればするほど、同一レベルのユニーク装備とほぼ同じ能力値に近づいていくのが特徴的。ユニーク装備はボスから入手したり、作るのに手間がかかったりするので、ライトユーザーにとっては嬉しい新要素となるだろう。
　強化に失敗して消滅した場合も、「インセプション装備」を作り出すための素材は、再び専用クエストをこなせば再入手が可能というのも嬉しいところ。ちなみに付与されるオプションは、防御的な傾向が強く、取引は不可だ。

▲強化値＋11までに強化すれば、「インセプション装備」も「ユニーク装備」と同等の強さに！

　「インセプション装備」入手のためのメインクエストは、レベル71からレベル75まで順次発生。1日クエストに関しては1日で全てを完了することはできず、一定数こなす必要がある。

　インセプション装備の取得クエストは各部位ごとに発生地域が決められている。テルメス地域では「手袋」（レベル71発生クエストで獲得）、レオポルド地域では「兜」「鎧」「ブーツ」（レベル72から74発生クエストで獲得）、カレナ地域では「盾」（レベル75発生クエストで獲得）が手に入る。


▲ウォーリアの「インセプション装備」		▲クルセイダーの「インセプション装備」		▲スナイパーの「インセプション装備」


▲デュアルガンナーの「インセプション装備」		▲ナイトマジシャンの「インセプション装備」		▲プリーストの「インセプション装備」

●PvPの練習に最適！小規模バトルフィールド「パンデモニウム」

　今回のアップデートではさらに、小規模のバトルフィールド「パンデモニウム」が登場する。これは、既存のバトルフィルードの半分の大きさとなっており、PvPに慣れていないプレイヤーのための練習場所として最適。暗証番号を作成することで、参加メンバーを限定することもできる。