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韓国Harp Softが手がけるファンタジーMMORPG「ADUS」が話題に

日付:2010/03/08   アクセス回数:1389


2010.03.08

  4Gamerによりますと、日本でも「Dark Arena」というタイトルで一時期サービスされていたMMORPG「NIDA Online」は,発表当初,わずか3人で開発されているということで話題を呼んだ。

 韓国では,Harp Softというデベロッパにより,同作に匹敵する4人という少人数で開発されているMMORPG「ADUS」のクローズドβテストが3月2日~4日に実施され,ゲームファンの注目を集めている。
 
 本作は,PvPやアイテム収集といった要素に主眼が置かれた作品で,「アレンス」「ベルク」の2勢力が,聖域「ADUS DREAM」を手中に収めるべく戦いを繰り広げているという舞台背景を持っている。

 PvPには,決闘を申し込み,それが受理されることで戦いが行われるモードや,相手に申し込まなくても戦いを始められるモードがある。ただし,同じ国家のプレイヤーと戦うには申し込みが必要で,その相手を倒すと経験値減少のペナルティが課せられるため,基本的にはライバル国家のプレイヤーとの戦いがメインとなるだろう。

 本作には,プレイヤー間の競争を活発なものにするための要素として,階級システムと名誉システムが用意されている。

 階級は10段階あり,現在の階級がキャラクター名と共に表示される。階級が上がると,ボーナスとしてパッシブスキルを習得可能だ。

 もう一つの名誉システムは,レベル21以上のライバル国家プレイヤーを倒すことで「名誉値」が得られるというもの。何人の敵を倒したかがキャラクター名と一緒に表示されるほか,一定の名誉値を超えないと購入できないアイテムがある。

 また,所属国家から請け負ったクエストをクリアすると,「貢献度」というパラメータが上がる仕組みで,これが一定値を超えると,戦闘能力を高められるセットアイテムが購入可能となる。

 アイテムの種類や,それらを獲得するための方法はさまざまで,例えば,植物や鉱物を採集したり,釣りをして魚や貝を手に入れたりできる。そのほか,狩りや宝探し,釣り,ほかのプレイヤーとの取り引きなどで手に入る「ルーン文字の断片」を集めていく,“ルーンシステム”という要素がある。それぞれ8個に分割された10種類のルーン文字を完成させることで,特別な能力が獲得できるとのことだ。

 将来的には,異界から襲来したクリーチャーを倒すことで,より強力なアイテムが手に入れられる“異界文明システム”をはじめ,“戦争物資システム”“特殊武器システム”“必殺技システム”などが追加される予定となっている。

 Harp Softは,4日に終了したクローズドβテストの参加者から寄せられた意見などをもとに,今後のサービススケジュールを決定する方針だ。

RMT-WIRED編集いたしました

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